第4章 許可申請 24 許可申請の流れ
結論|許可申請は「書類作成→提出→審査対応→許可」の手順で進みます
運送業許可を取得するためには、地方運輸局へ許可申請を行う必要があります。
許可申請では、多くの書類を作成し、事業計画の内容が法令要件に適合しているか審査されます。
申請手続きの基本的な流れは次のとおりです。
①申請内容の整理 ②申請書の作成 ③添付書類の準備 ④運輸局へ提出 ⑤補正対応 ⑥審査 ⑦許可
申請手続きは専門的な内容が多いため、事前準備が重要になります。
この記事では、運送業許可申請の具体的な流れを解説します。
※許可取得までの全体像は 「運送業許可取得までの流れ」で解説しています。
制度概要|許可申請は事業計画を審査する手続き
運送業許可申請では、申請者が適正に事業を行えるか審査されます。
審査の対象となる主な事項は次のとおりです。
・営業所の設置計画 ・車庫の確保状況 ・使用する車両 ・運行管理体制 ・資金計画
申請内容に不備がある場合、補正指示が行われます。
許可申請手続きの流れ
①申請内容の整理
申請前に次の内容を整理します。
・営業所所在地 ・車庫所在地 ・使用車両 ・運行管理者 ・資金計画
これらは申請書へ記載します。
※各要件の詳細は 「運送業許可の5つの要件」で解説しています。
②申請書の作成
運送業許可では複数の申請書を作成します。
主な申請書
・一般貨物自動車運送事業許可申請書 ・事業計画書 ・事業用自動車の概要 ・営業所・車庫の概要
記載内容に誤りがあると審査が長引く可能性があります。
③添付書類の準備
申請書には証明資料を添付します。
主な添付書類
・賃貸借契約書 ・車検証 ・残高証明書 ・運行管理者資格証 ・登記事項証明書
※必要書類の詳細は 「運送業許可の必要書類」で解説しています。
④運輸局へ提出
申請書類一式を地方運輸支局へ提出します。
提出方法
・窓口提出 ・郵送提出
提出後、受付が行われます。
⑤補正対応
審査の過程で修正指示が出ることがあります。
例
・書類不足 ・記載ミス ・要件確認資料の追加提出
迅速に対応することで審査期間を短縮できます。
⑥審査
地方運輸局で審査が行われます。
審査では
・法令適合性 ・事業の継続性 ・安全管理体制
などが確認されます。
⑦許可
審査完了後、許可通知が行われます。
登録免許税を納付することで許可が有効になります。
実務上の注意点
書類の整合性が重要
申請書と添付資料の内容が一致していない場合、補正になります。
例
営業所住所が一致しない
車庫資料の不備が多い
車庫は
・使用権原 ・前面道路幅員 ・配置図
などの資料が必要になります。
申請後の計画変更は注意
申請後に内容を変更すると再提出になる可能性があります。
まとめ
許可申請は次の流れで進みます。
①申請内容整理 ②申請書作成 ③添付書類準備 ④申請 ⑤補正 ⑥審査 ⑦許可
申請手続きは専門的な書類作成が必要になります。
行政書士への相談案内
運送業許可は、確認すべき法令が多岐にわたり、一つでも要件を落とすと許可が下りない非常に難易度の高い手続きで、専門的な知識が必要になります。
事前の確認が不十分なまま手続きを進めると、 申請が認められないケースもあります。
当事務所では、運送業の開業を検討されている方に向けて 許可申請のサポートを行っています。
運送業の開業をご検討の方は、 お気軽にご相談ください。
詳しくは当事務所ホームページをご覧ください。 👉 行政書士山下法政事務所